羽田空港第3ターミナルに直結している羽田エアポートガーデン。こちらの施設内にあるレストラン『All Day Dining Grande Aile』でのランチビュッフェが、2024年5月にプライオリティパス対象になりました!
「ホテルビュッフェが無料なんて利用しない手はない…!」ということでさっそく利用してきたので、利用方法や体験レビューを紹介します。レストランのプライオリティパスでの利用を考えている方の参考になれば嬉しいです。
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『羽田空港』と『プライオリティパス』について
羽田空港は東京都大田区にある、日本を代表する空港の一つです。東京在住のわたしも羽田空港をベースに旅をしており、その利便性の高さにはとても感謝しています!国内外問わず、旅行の時には羽田空港を利用することが多いです。
プライオリティパスは、世界中の空港ラウンジを利用できるメンバーシップサービスです。
サービスに加入することで、プライオリティパスが提携している1200以上の空港ラウンジを利用することができます。ラウンジの受付で飛行機の搭乗券とプライオリティパスのカードを提示するだけでサービスを利用することができます。
ラウンジではアルコールも含むドリンクや軽食、Wi-Fi、シャワー、仮眠施設などが提供されており、長い待ち時間を快適に過ごすことができます。(サービスの内容はラウンジによって異なります)また、ごく少数ですがラウンジ以外にもレストランやスパ施設などがプライオリティパスサービスの対象施設になっていることもあります。
プライオリティパスは年会費を支払うことで利用できます。直接サービスに申し込むこともできますがとても高額(利用制限無しのプランでUS$469)なため、クレカのプラチナカード(年会費3万円程度〜)に付帯している特典を経由して申し込みをし、利用している人が多い印象です。
わたしはJALアメックスプラチナカード(MUFG発行・分家アメックス)の付帯サービスを経由して申し込んだプライオリティパスを使っています!
『All Day Dining Grande Aile』の紹介
『All Day Dining Grande Aile』は第3ターミナルに直結している羽田エアポートガーデン内にあるレストランです。
朝・昼・夜と和洋中バラエティに富んだビュッフェをいただくことができるレストランで、プライオリティパスではランチビュッフェのみが対象となっています。カウンターキッチンもあり、シェフが目の前で季節に合わせた料理をつくってくれます。
第3ターミナルの制限エリア外にあるため、国内線(第1・2ターミナル)での発着でも利用できるのがいいところ。ランチビュッフェなので営業時間は11~15時(最終受付14時30分)と限定的ですが、おいしいランチをいただけるとあらば、時間があえば第3ターミナルに足を運んででも利用したくなりますね。
『All Day Dining Grande Aile』でのプライオリティパス利用方法
受付時に当日の搭乗券とプライオリティパスを提示することで、3,850円のランチビュッフェを無料で食べることができます!
搭乗券はカウンターでチェックインした後にもらえる紙のチケットでなくても大丈夫です。特に第1・2ターミナル利用者はカウンターでチェックインをしてから来るのは大変なので、航空会社アプリのQRコードなどを用意しておきましょう。
『All Day Dining Grande Aile』の体験レビュー
2024年7月某平日、JAL国内線(第1ターミナル)での出発前に利用してきました!
レストランの様子
レストランへの到着は10時50分頃でしたが、すでに20人ほどの列が…。大半がプライオリティパスの利用者のようでしたが、一部ふつうにお食事に来た方もいらっしゃるようでした。開店前からスタッフさんが順番にまわってきてプライオリティパスと搭乗券をチェックしてくれるため、開店11時にはスムーズに入店することができました!
店内はかなり広く、開店直後はもちろん、滞在中も満席になることはありませんでした。とはいえ、あくまでも平日の話なので、休日だとどの程度うまるのかは未知数です…。
レストランのお食事
メニューの品数はかなり多いというわけではありませんが、和洋中に加えて季節限定メニュー(今回はアジアン料理)もあり、少しずついろいろな料理を楽しめました♪サラダビュッフェも充実しており、これは海外に行く前にもりもり食べれたら嬉しい一品です。
シェフがつくってくれるカウンターでは季節限定メニューのハンバーガーやリゾットに、鰻丼、海鮮丼など。小盛りなので、いろいろな種類を食べれるのが嬉しいです!わたしは滞在時間とお腹の都合で、大好きな海鮮丼とあげ焼きそばをチョイス。
デザートは出来合いのものが多そうでしたが、プチケーキにわらび餅、フルーツ、杏仁豆腐、ソフトクリームなど種類は多め。個人的にはパンコーナーにあったチュロスにソフトクリームコーナーのチョコソースをつけて食べるのがおいしくてうれしかったです!笑
第1ターミナルへの移動時間と出発時間があったので1時間ほどしかいられませんでしたが、品数もほどよくて食べ過ぎることもなく、おいしく満足することができました!お味は”ちょっとお高めなホテルビュッフェ”という感じで、食事がおいしい国際線ラウンジと同じような印象です。ただ、ソフトドリンクはありますが、お酒はありません。
品数はラウンジよりも多いと思うので、出発前にレストランでゆっくり食事をいただき、その後は制限エリア内のラウンジでのんびりお酒をいただきながら出発を待つ…というのがいいかな〜と思います。
『All Day Dining Grande Aile』利用の注意点
羽田空港での『プライオリティパス×All Day Dining Grande Aile』の利用における注意点です。
国内線利用者は移動時間に気をつけよう
国内線(第1・2ターミナル)利用者は乗り遅れないように、移動時間に気をつけましょう!
第3ターミナルから第1・2ターミナルへの移動は、徒歩・電車(京急線)・無料シャトルバスの3つの方法があります。1番早いのは電車ですが、コストを考えると無料シャトルバスがおすすめです。記事掲載時点では8分おきに運行しているので利用しやすいです。
レストランからバス乗り場までは約10分ほどかかりました。案内板にしたがっていったら大きく迷うことはありませんでしたが、わかりやすくはないので、初めて移動する場合は余裕を持っていきましょう。また、保安検査場が混雑していることもあるので、沖縄行きなどの人気便や休日・繁忙期などはさらに余裕を持つことをおすすめします。
本家アメックス経由で発行したプライオリティパスは使えない
クレジットカードの付帯サービス経由で発行されたプライオリティパスの中で、本家アメックスで発行されたプライオリティパスは使えません。
アメックス経由のプライオリティパスしかもっていない場合は、受付時にプライオリティパスを読み込む機械でエラーが出てしまうため、残念ながら諦めましょう…。
ちなみに本家アメックス経由ではなく、MUFGなどアメックスの名前を借りて運営しているクレジットカード会社経由の場合(分家アメックス)は利用可能です。わたしが保有しているプライオリティパスは『JALアメックスプラチナ』付帯サービスで作っており、一見するとアメックス付帯のプライオリティパスのように見えます。ですが、実際はMUFGがアメックスの名前を借りて運営しているカードのため、MUFGクレカ付帯のプライオリティパスとして扱われます。
また、アメックス経由のプライオリティパスはこちらに限らずリラクゼーション施設や飲食店などラウンジ以外では利用できないようです。100%正しい情報かわからないため、気になる方はアメックスに問い合わせをしてみるのが確実です。
まとめ
羽田空港第3ターミナル直結羽田エアポートターミナル内『All Day Dining Grande Aile』でのプライオリティパス利用について紹介しました!
個人的な感想として、
- いろいろな種類の食事がほどよくいただけるし、季節メニューもあるので飽きがなさそう
- 国内線利用時でも無料シャトルバスを使えば移動コストがかからないのがいい
- 時間があえば、次も立ち寄ってから出発したい
と感じました!
1番のネックはやはり時間帯。ランチを食べるために飛行機の出発時間をわざわざ午後にするか?と言われると微妙ですが、国際線の夜便利用時に早めにくる…というのはありえるかなと思います。(あくまでも旅・空港好きの意見です!笑)
こういったラウンジ以外のプライオリティパスサービスはたくさん利用されて早期サービス終了することもあるので、利用してみたい方はぜひお早めに!
内容は2024年7月時点のものになります。変わっている可能性もありますので、その点はご注意ください!